RESTful APIとは
RESTful API(レストフル エーピーアイ)とは、REST(Representational State Transfer)の原則に従って設計されたWeb APIのことです。Webサービスの設計様式の一つであり、HTTPメソッド(GET、POST、PUT、DELETEなど)を用いてリソース(データ)に対する操作を行います。
RESTful APIは、Webシステムにおいて異なるアプリケーション間でデータを交換するための標準的なインターフェースとして広く利用されています。例えば、ECサイトの在庫情報やソーシャルメディアのユーザー情報などを、外部のアプリケーションからアクセスして利用することができます。
RESTful APIのメリット
- シンプルで理解しやすい: HTTPメソッドを用いたシンプルな設計のため、理解しやすく、開発が容易です。
- 柔軟性が高い: 様々なプログラミング言語やプラットフォームで利用できます。
- スケーラビリティ: ステートレスな設計のため、サーバーの負荷を分散しやすく、スケーラビリティが高いです。
- 相互運用性: 標準的なHTTPメソッドを使用するため、異なるシステム間での相互運用性が高いです。
RESTful APIの例
例えば、ユーザー情報を管理するAPIであれば、以下のようなURIとHTTPメソッドで操作を行います。
GET /users
: 全ユーザーの情報を取得GET /users/{id}
: IDで指定されたユーザーの情報を取得POST /users
: 新しいユーザーを作成PUT /users/{id}
: IDで指定されたユーザーの情報を更新DELETE /users/{id}
: IDで指定されたユーザーを削除
RESTful APIは、Webサービスにおいて広く利用されているAPI設計様式です。シンプルで理解しやすく、柔軟性が高く、スケーラビリティにも優れているため、様々なアプリケーションで利用されています。
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