セッション・フィクセーション

セッション・フィクセーション(英:session fixation)とは、悪意あるサイバー攻撃者が事前に取得したセッションIDを正規のサイトユーザーに利用させ、その利用者になりすます手法のこと。セッションIDの固定化とも言う。

セッション・フィクセーションは、悪意あるサイバー攻撃者が通常ユーザーとしてターゲットとしたウェブサイトからセッションIDを取得します。次に標的となるウェブサイトの利用ユーザーに対して、強制的に取得済みのセッションIDを利用させるなどのトラップを利用してターゲットとしたウェブサイトにログインするよう仕向けます。利用ユーザーがウェブサイトへのログインを行うと、事前に取得したセッションIDによってウェブサイトへのログインが可能になり、ログイン済みのセッションIDによるなりすましが成立する攻撃手法です。


セッション・フィクセーション攻撃には、URLにセッションIDを埋め込まない。ログアウト後にはセッションを破棄する仕様にする。HTTPヘッダインジェクションへの脆弱性対策を行う等の対策が有効となる。

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