データストアとは

データストアとは、データを格納・管理するための仕組みや場所を指す、抽象的な概念のことです。データベース、ファイルシステム、クラウドストレージ、NoSQLデータベースなど、様々なデータ保存の形態を包括的に表す用語として使われます。

データストアの役割

データストアは、アプリケーションやシステムにとって、以下の役割を果たします。

  • データの永続化: アプリケーションで扱うデータを、永続的に保存します。メモリ上に一時的に保存されるデータとは異なり、電源を切ってもデータは失われません。
  • データの共有: 複数のユーザーやアプリケーションから、同じデータにアクセスし、共有することができます。
  • データの整合性維持: データの矛盾や重複を防ぎ、データの整合性を維持します。
  • データの検索: 必要なデータを効率的に検索できるように、インデックスなどの仕組みを提供します。
  • データの保護: 不正アクセスやデータの破損からデータを保護するためのセキュリティ機能を提供します。

データストアの種類

データストアには、様々な種類があります。

  1. リレーショナルデータベース (RDB): データをテーブル形式で格納し、関係性を持たせることで、データの整合性を保つデータベースです。
  2. NoSQLデータベース: RDBとは異なるデータモデルを採用し、柔軟性やスケーラビリティに優れたデータベースです。キーバリューストア、ドキュメントデータベース、グラフデータベースなど、様々な種類があります。
  3. ファイルシステム: ファイルを階層構造で管理するシステムです。
  4. クラウドストレージ: クラウド上にデータを保存するサービスです。Amazon S3、Google Cloud Storage、Azure Blob Storageなどがあります。
  5. オブジェクトストレージ: データをオブジェクトとして保存するストレージシステムです。

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