システムアーキテクチャの重要性～APPSWINGBYがシステムアーキテクチャを重要視する理由

APPSWINGBYではシステムを提案する段階からシステムアーキテクチャを非常に重要なポイントとして注力しています。今回は、システム開発プロジェクトにおいて、当社がシステムアーキテクチャを最重要項目と挙げている理由をいくつかピックアップしてご紹介します。

1.
2. 要件の整理と明確化
3. パフォーマンスの最適化
4. コストの最適化
5. 品質と信頼性の向上
6. 柔軟性と拡張性の確保
7. システムアーキテクチャは設計の指針となる骨格であり枠組み

要件の整理と明確化

開発するシステムの礎となるシステムアーキテクチャは要件の整理と明確化したもので構成されなければならないという大前提のもとにつくられます。

システムの機能や性能に関する要件が適切にアーキテクチャに組み込まれることで、設計段階での誤解や不一致を解消し、システム開発の目的を達成することができるようになるのですが、システムアーキテクチャを適切に設計にする為の原点となるのが、要件定義、つまり要件の整理と明確化を行う工程となります。

システム開発プロジェクトを進めていく上で、システムアーキテクチャへの理解が深く、システム全体を視野に入れた幅広い知識と経験知を備えた技術者によって、システムアーキテクチャがデザインされていくことがシステム開発プロジェクトの成否を決めるといっても過言ではない程に要件の整理と明確化、そして定義が重要なポイントとなります。

パフォーマンスの最適化

よく設計されたシステムアーキテクチャは、パフォーマンスの最適化に寄与し、ステムの品質と信頼性を向上させます。また、システム全体の効率的な動作やリソースの最適な利用を確保し、ユーザーエクスペリエンスを向上させます。

適切な設計原則に基づいて設計は、バグの発生を減少させ、保守性や可用性を高めたシステムを構築することができます。

コストの最適化

優れたシステムアーキテクチャデザインはコストの最適化にも寄与することになります。リソースの適切な配置や使用効率の向上により、開発および運用コストを適切に削減できるシステムアーキテクチャであることが重要なポイントとなります。

システムアーキテクチャをしっかりと設計することで、コストやリスクを削減することができます。システムの構造やコンポーネント、それらの相互関係を事前に定義することで、システムの開発や運用を効率化し、コストを最適化することができるようになります。

品質と信頼性の向上

システムアーキテクチャをしっかりと設計することで、システムの品質や信頼性を向上させることができます。

システムの品質や信頼性が向上することで、システムのメンテナンスコストを大幅に削減するなどの効果に加えて、システムの利用者に安心感を与えることができるシステムを構築することが可能になります。

柔軟性と拡張性の確保

システムアーキテクチャをしっかりと設計することで、将来的な拡張性や柔軟性を確保することができます。システムの構造やコンポーネント、それらの相互関係を事前に定義することで、システムの将来的な変更や拡張に対応することができます。

システムアーキテクチャは設計の指針となる骨格であり枠組み

システムアーキテクチャは、ソフトウェアや情報システムの設計の骨格となる“指針”を示したものです。

ソフトウェア開発者やシステムエンジニアはその指針であるシステムアーキテクチャの構造や要素をよく理解し、統一された方針に基づいてシステム開発を進めていきます。

もちろん、システムアーキテクチャは、開発後つまりローンチされた後も、運用やセキュリティ対策やランニングコストなどの面において、システムに関わる従業員のタスクや仕事量を決定づける大きな要因となるのです。

システムアーキテクチャが重要である理由について、いくつか解説してきましたが、システムアーキテクチャは設計の指針となる骨格であり枠組みとなるものですので、APPSWINGBYでは、システム開発における重要視し、深く注意をもって日々の提案業務に注力しています。

システムアーキテクチャに関するご相談はこちら

この記事を書いた人

株式会社APPSWINGBY マーケティング

APPSWINGBY（アップスイングバイ）は、アプリケーション開発事業を通して、お客様のビジネスの加速に貢献することを目指すITソリューションを提供する会社です。

ご支援業種

情報・通信、医療、製造、金融（銀行・証券・保険・決済）、メディア、流通・EC・運輸など多数

監修

株式会社APPSWINGBY
CTO 川嶋秀一

動画系スタートアップ、東証プライム R&D部門を経験した後に2019年5月に株式会社APPSWINGBY 取締役兼CTOに就任。
Webシステム開発からアプリ開発、AI、リアーキテクチャ、リファクタリングプロジェクトを担当。C,C++,C#,JavaScript,TypeScript,Go,Python,PHP,Vue.js,React,Angular,Flutter,Ember,Backboneを中心に開発。お気に入りはGo。