ロードバランシングとは

ロードバランシングとは、Webサイトやアプリケーションへのアクセス集中によるサーバーへの負荷を分散し、安定したサービス提供を実現するための技術のことです。

インターネットの普及に伴い、Webサイトやアプリケーションへのアクセス数は増加の一途を辿っています。アクセスが集中すると、サーバーに過剰な負荷がかかり、処理速度の低下やシステムダウンを引き起こす可能性があります。ロードバランシングは、複数のサーバーに負荷を分散することで、このような問題を解決し、システム全体の可用性とパフォーマンスを向上させることを目的としています。

ロードバランシングの仕組み

ロードバランシングは、ロードバランサーと呼ばれる専用のハードウェアまたはソフトウェアを用いて実現されます。ロードバランサーは、クライアントからのアクセス要求を受け付け、それを複数のサーバーに分散します。分散の方法には、様々なアルゴリズムが用いられます。

ロードバランシングのアルゴリズム

  • ラウンドロビン: アクセス要求を順番に各サーバーに割り振る方法です。
  • 加重ラウンドロビン: サーバーの処理能力に応じて、アクセス要求を割り振る比率を変える方法です。
  • 最小接続数: 接続数の少ないサーバーにアクセス要求を割り振る方法です。
  • IPハッシュ: クライアントのIPアドレスに基づいて、アクセス要求を特定のサーバーに割り振る方法です。

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