CCPAとは

CCPA (California Consumer Privacy Act) は、カリフォルニア州消費者プライバシー法の略称で、2020年1月1日に施行された、アメリカ合衆国カリフォルニア州における消費者保護法です。

CCPAは、カリフォルニア州の住民に、自身の個人情報に対するアクセス、削除、共有の停止などを要求する権利を与えることで、個人情報のプライバシー保護を強化することを目的としています。

という点です。外部の企業から提供されたデータや、間接的に収集したデータは、

CCPAの対象となる事業者

CCPAは、以下のいずれかに該当する営利事業者を対象としています。

  • 年間総収入が2,500万ドルを超える
  • カリフォルニア州住民5万人以上の個人情報を売買または共有している
  • 年間収益の50%以上をカリフォルニア州住民の個人情報の販売から得ている

CCPAで保障される消費者の権利

CCPAでは、消費者に以下の権利を保障しています。

  1. 知る権利: 事業者が収集している個人情報の種類、収集目的、第三者への提供先などを知る権利
  2. アクセス権: 事業者が保有している自身の個人情報にアクセスする権利
  3. 削除権: 事業者が保有している自身の個人情報の削除を要求する権利
  4. オプトアウト権: 事業者が自身の個人情報を第三者に販売することを拒否する権利
  5. 差別禁止: CCPAで保障された権利を行使した消費者に対して、差別的な扱いを受けない権利

CCPAの事業者に対する義務

CCPAは、事業者に対して以下の義務を課しています。

  • 情報提供: 消費者が個人情報を提供する際に、収集する情報の種類、収集目的、第三者への提供先などを明確に開示する
  • アクセス・削除要求への対応: 消費者のアクセス権および削除権の行使に対して、適切に対応する
  • オプトアウト手段の提供: 消費者がオプトアウト権を行使するための手段を提供する
  • セキュリティ対策: 個人情報の漏洩、不正アクセスなどを防止するための適切なセキュリティ対策を講じる

CCPAは、カリフォルニア州における消費者プライバシー保護を強化するための法律です。事業者は、CCPAの規定を遵守し、消費者の権利を尊重することが求められます。

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