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プロトタイプ開発
近年、ウェブサービスやアプリケーション開発プロジェクトにおいて、”プロトタイプ開発を取り入れた検証工程”を設ける企業が増加しています。
”検証工程”では、概念実証を主な目的として行われるPoC(Proof of Concept)と 既にコンセプトや方向性が固まり、具体的なサービス開発の前段階に行われる「設計したコンセプトや仮説の検証」、開発したい機能などの「効果検証」、「アプリケーションのユーザビリティの確認」、「技術的実現性の確認」などのサービス化・システム化に向けた具体的な検証工程であるプロトタイプ開発に分かれます。
プロトタイプ開発では、プロトタイプを使った検証工程で”意識のズレ”や”リスク”を見つけ出し、繰り返し”修正”することで、新しい事業・新しいプロジェクトが持つリスクを排除し、より確実性の高いサービス開発の実現を行うことができます。
ex:DXを目標にスタートしたプロジェクトの成功率
%未満
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プロトタイプの特長
担当者間のズレを確認・修正
プロトタイプを実際に操作することで、企画・システム・ユーザー・開発者など各担当者間で必ず生じる”認識のズレ”を確認し、そのズレを修正することができます。これにより実際の開発プロジェクトへ進んだ時に方向性のズレの修正や手戻りがなく、スムーズにプロジェクトを進めることができます。
コンセプトの妥当性を検証
近年のシステム開発プロジェクトにおいて、コンセプトの妥当性を検証するPoC(Proof of Concept:概念検証)は、欠かすことのできない工程のひとつになっています。コンセプトの妥当性を検証することで、不確実な「仮説」をより「確実」な事業にすることができます。
技術的実現性の確認
プロトタイプ開発工程では、技術的な実現性についても検証することができます。技術的な実現性の他、アプリケーションを開発する上で選択するテクノロジーや外部サービス、また、それらを採用する際のリスクのあぶり出しとイニシャル/ランニングコスト等をより具体的になものにすることができます。
開発コストの削減
プロトタイプ開発を行うことによって、各担当者間の意識のズレや、技術的な実現性の確認、より具体的なリスク想定を行うことによって、開発プロジェクト進行中に突発的に発生するトラブル、何度も繰り返される意識合わせ、手戻りなどを未然に防ぎ、プロジェクトにかかるコストを削減することができます。
ランニングコストの削減
プロトタイプによる検証工程を経ることがなくITサービス開発プロジェクトがスタートした場合、無駄に大きすぎるサーバーリソースやDB、ベンダー縛りによる過剰なプロダクト等によって、ランニングコストが大きく膨らんでしまう場合があります。プロトタイプ開発により検証工程を行うことによって、ランニングコストを最適な状態にことができます。
仕様が完全に決まっていなくても
開発できる
ITサービスを開発する場合、意識のずれや勘違い、企画内容とできあがったサービスとの相違等を防ぐ為、明確なシステム仕様を確定させてなければなりません。しかし、企画段階で、詳細な仕様を明確に決める為には、ITサービスに関する豊富な知識や経験が必要になります。しかし、プロトタイプ開発を行うことで、仕様が完全に決定しない場合でも、開発と検証のサイクルを繰り返しながら、開発を進めていくことができます。
プロトタイプ開発のデメリット
プロトタイプ開発にも当然ながらデメリットがあります。それは、プロトタイプを開発し、検証、修正を行う為の期間(時間)が必要になることです。
ウェブサービスやアプリを完成させる為には、様々な工程を経て開発を進めていくことになりますが、本サービスの開発を行う前に、「プロトタイプ開発」と「検証」、そして「修正」を行う為の期間を予め見ておく必要があります。
その為、「サービスインが直前に迫った”時間のないプロジェクト”」「プロトタイプの開発の為の予算をとることができないプロジェクト」には、不向きなのがプロトタイプ開発です。
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プロトタイプ開発の実績
お申込から
プロトタイプ開発の流れ
- 01. ヒアリング
- 企画書等ドキュメントがあれば、ドキュメントを元に質問形式でヒアリングを進め、開発したいサービスの流れ、イメージなどの理解を深めます。
- 02. ワイヤーフレームモックアップの作成
- アプリケーションのデザインイメージが作成されていない場合にはワイヤープレームと呼ばれる枠をつかった画面配置図を作成し、サービスの完成時のイメージを確認します。
- 03. 仕様・動作の確認
- ウェブサービスやアプリで提供する具体的な機能について確認し、プロトタイプ開発で最低限実装すべき機能について確認します。
- 04. プロトタイプの開発
- ウェブサービスやアプリで提供する具体的な機能について確認し、プロトタイプ開発で最低限実装すべき機能について確認します。
- 05. 評価・確認
- 完成したプロトタイプを実際に操作してもらい、完成時のサービスやアプリのイメージにズレがないか、コンセプトの妥当性はないか等を確認します。
- 06. 修正
- 評価・確認フェーズででてきたイメージのズレや改善を修正します。
プロトタイプと
モックアップの違い
Difference between prototype and mockup.
プロトタイプは、モックアップと勘違いされることがありますが、モックアップは製品開発のデザイン段階で試作される”模型”のことです。モックアップは、外見の確認をすることを目的としていますので、検証を行う為に簡易的な機能を実装し、使用することができるプロトタイプとは異なります。
ワイヤーフレームとは
What is a wire frame?
ワイヤーフレームとは、ウェブサービスのインターフェースとなるウェブページの大まかなレイアウトを決める為の設計図のことです。下の画像は、あるプロジェクトの最初の段階で打ち合わせ用として作成したワイヤーフレームです。プロジェクト初期の段階でのワイヤーフレームですので、当然ながら細かな内容について記載はされていませんが、ウェブサービスページの”完成イメージを見える化”しています。
関連情報
APPSWINGBYシステム開発
APPSWINGBYのシステム開発サービスのページです。最先端の技術を駆使し、生産管理・工程管理・在庫・商品管理・販売管理システムなどの管理系システムから、自動見積・チャットシステム(Bot含む)、ワークフローシステム、社内ポータル・入退室管理システムなど幅広い業種・業務システムの開発を行っています。
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私達は、ITテクノロジーを活用し、様々なサービスを提供することで、
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