TQMとは

TQM (Total Quality Management) とは、日本語で総合的品質管理と呼ばれ、組織全体のあらゆる活動において、品質を継続的に改善していくためのマネジメント手法です。

TQMは、顧客満足度を高め、組織の競争力を強化することを目的としています。そのため、製品やサービスの品質だけでなく、業務プロセス、組織文化、人材育成など、組織全体のあらゆる側面を対象として、品質向上に取り組みます。

TQMの起源

TQMの概念は、1950年代にアメリカの品質管理の専門家であるW. Edwards Deming博士やJoseph M. Juran博士によって提唱されました。その後、日本で発展し、1980年代には、日本企業の品質管理手法として世界的に注目を集めました。

TQMの8つの原則

  1. 顧客 focus: 顧客のニーズと期待を理解し、顧客満足度を高めることを最優先します。
  2. リーダーシップ: トップ management がリーダーシップを発揮し、組織全体で品質向上に取り組みます。
  3. 全員参加: 経営者から従業員まで、組織全員が品質向上活動に参加します。
  4. プロセス focus: 業務プロセスを分析し、改善することで、品質向上を図ります。
  5. システム approach: 組織を一つのシステムとして捉え、全体最適の視点で品質 management を行います。
  6. 継続的改善: 現状に満足することなく、継続的に改善に取り組みます。
  7. 事実 decision making: データや evidence に基づいて、客観的な decision making を行います。
  8. win-winの関係: サプライヤーなど、関係者とのwin-winの関係を構築します。

TQMは、組織全体の品質を向上させるための包括的なマネジメント手法です。TQMを導入することで、組織は顧客満足度を高め、競争力を強化することができます。

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